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第十回 中南海のノベコラ「完結する事のむずかしさ」

385/1152、大体3割弱。

一体何の数字でしょうか……と言うまでもなくタイトルでネタバレ。
ノベマスのpart1タグと最終回タグの比なんですね、これ。

この数字、皆さんはどう思います?多い?少ない?

7割強の物語が結末を迎えない、というのも怖い話かも知れません。
でもプロにだってお話を終わらせるのが苦手な方は沢山居ます。
誰とは言いませんが。

ましては二次創作、基本的には素人の趣味。
「勢いで始めたけど、続きが思い浮かばなくて……」
「中ぶくれした伏線に、納得のいく結末を与えられない!」
「忙しくなって、制作時間取れないし、正直飽きたし……」
というのも、致し方がない話。

容易いのは、決意すること。
難しいのは、決意を維持すること。

今日は、感動的な完結を迎えたお話を紹介致しましょう。


律子「医者になったけど、心折れそう……」(全八話、連載九ヶ月) 中南海P


拙作、一年位やってどうにか完結まで続きました。
……自画自賛恥ずるばかり。いや参考までに私の例を、と。

私の場合、一話完結の短編連作という形をとっています。
実はコレ、最初の時点で第一話と最終話だけが出来上がってたんですね。
その間に関しては全て未決定。全何話にするかも未定でした。

で、職場で言えない愚痴があったら、原型を留めないくらい脚色して投稿。
仕事が上手く行かない時期は創作がもう捗る捗る。

でもってその短編の端に伏線付け足して、
溜まったら回収(=完結)、というスタイル。

なぜこの形式か。それは私が飽きっぽい性格だったからです。
だからいつでも終わらせられるようにしとこうと。
それでも後半のモチベーション低下は強烈でした。
紙クリを開いて、一文字も打たずに寝る日も度々というかほとんど。

そんな訳で中南海、製作途中で失踪するPさんを責めづらい。
その気持ちよくわかる。


と、お目汚し失礼。
次から本格的な紹介に移ります。

『レスキューP奮闘記』シリーズ(全七八話+外伝連載中 本編連載一年) 遼介P


言わずと知れた遼介Pさんの大長編。
78話もありながら、その全てが高い再生数を誇る怪物シリーズです。
東日本大震災に罹災したアイドル達と、元レスキュー隊のPが描く復興の物語。
大長編に相応しい壮大なシナリオで、多くのファンを生み出しました。

それにしても。
投稿があの地震から一週間後。その間に、これだけ壮大なプロットが出来ていたとは思えません。一体この結末を想起したのはいつ頃なのでしょうか。

最初から決まっていたのか。
はたまた、直前まで御本人にも解らなかったのか。

それは遼介Pさんのみぞ知る。

『寸劇』シリーズ(全三十話 連載期間三ヶ月) ハリアーP


ハリアーPさん、初期の作品群。
雪歩のポエムに真の中二病、今の原点としてのエッセンスが詰まった短編集。
星新一やラーメンズを彷彿とさせる、ヒネりの効いたオチが魅力的でした。

ここで特筆すべきはその制作手法。
投稿開始時には30作中15作は既に完成済みだったと言うのです。
そりゃ高速だわさ。

これはハリアーPさんには一般的な手法らしく、
『響き渡る声』の時には全部完成してからの投稿だったそうです。
これなら失踪する事は間違いなくありません。
見習うべき事でしょう。

……それにしてもこの寸劇終わったあたりって、
まだハリアーPさんの動画1000再生も全然行ってなかったんですよね、確か。
今や誰も信じまい。


『Boy Meets Girl』シリーズ(全十四話+二話 本編連載七ヶ月) むろP


こちらはむろPさんの長編ノベマス。
2011年のノベマス界を大いに盛り上げたノベマスですね。
ストーリーはタイトルド直球のボーイミーツガール物。

私の印象としては、中盤で「化けた」作品でした。
何かのきっかけで途中を見てびっくりしたが百年目、気付いたら最初から見直すことに。

このコラム的に注目なのは、何と言ってもむろPさんの進化。
第一話と最終話を見比べると、目を疑う程の差があります。
そもそも作品が完結する事すら珍しいこの界隈において、このクオリティアップ。
作品を魅力的な物にしたいと願うむろPさんの不断の努力の賜物なのでしょう。

視聴者として、こんなに嬉しい事はありません。


『マネージャー秋月律子』(全八話+一話 本編連載一ヶ月) ぺぎゅうううう氏


いやぁ、これはどなたの作品でしょうか。
なーんてすっとぼけてみますが、一応伏せておいた方が良いのかな?

なかなかにハードな展開のシリーズです。
なぜか961に所属する美希と美希に敬語で接する律子。どうして?

……と第一話から引き込む作りで、当時「期待の新人」タグをほしいままにしました。

注目すべきは、この方はきちんと物語を完結させる方という事。
この作品にしても、連載開始から完結までわずか一ヶ月。仕事が早い。
これは大きなブランド力。だって完結すること自体珍しいこの界隈。

信用だけでも動画を見続ける理由になると、私は思います。


『ちっぱいといっしょ』シリーズ(全七話 連載期間一年) プロディP


ひどいひどいと馬鹿にしてはいけません。
このプロディPさんは、「NovelsM@ster-最終回-link」という栄光のタグを数多く保持しておられるお方。
「無難な作品は要するにつまらない」と中南海に教えてくれたPさんです。

その旺盛な創作意欲と恐るべき度胸、投稿頻度やその再生数を見ても、ノベマス界トップの一角と言えるでしょう。

「エッジの効いた作品」を作れと誰かが言ってましたが、
この方はエッジが効きすぎてもはや包丁。
私の心を捉えすかさず返す刃で政治家(と運営)に切り掛かる、その姿はまさに狂犬。

しかしそれだけでなく、その動画数に裏打ちされたテキスト力や構成力は、只の狂犬でない事を証明します。本気で作るとほんと凄い。

実は「お話」に対してすっごく真摯な方なのだと想像しております。



・・・・・

さて、いかがでしたでしょうか。
完結すること自体まれなこの業界、感動の最終回はまさしく勲章と言えます。

もちろん誰に頼まれてる訳でもない趣味の動画制作。
やめる事だってPさんの自由かもしれません。

ですが、その動画の完結を心待ちにしている視聴者さんの姿を、
どうか忘れないで頂きたい。

一視聴者として、私はそんな事を思います。




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