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中南海のノベコラ 第三回「画面構成いろいろ」

例えば皆さんがノベマスを見るとします。

まずは動画チェック。今日はお気に入りのPさんの新作があるでしょうか。
せっかくですから、埋もれた名作を探すのもいいかもしれません。
落ち込んだ時には元気の出るノベマスが見たいものです。

とにかく、これと一つ決めて、ページを開きます。
仕事上がりなら、お供のビールも良いですね。
論文の息抜き?いいでしょう。論文は今日も進展なく終わります。
とにかく準備OK、再生ボタンをクリック。
緊張の瞬間、楽しみな瞬間でもあります。

次に目に入るのは何でしょうか。
大抵は立ち絵、背景と文字です。

立ち絵が動いて、文字が流れ、物語は進みます。
流れるBGMを除くと、これが要するにノベマスです。

ならば。
立ち絵をどこに置くか。
セリフ枠をどこに置くか。
背景はどうするか。

つまりは、画面構成です。

そこがノベマスPの腕の見せどころでも有り、
視聴者の楽しみなところでもあります。

ニコマスは試行錯誤と発展の世界。
ただ画面、されど画面。
今日は、いろんな画面を見比べてみましょう。

アイドルマスター あっというま劇場「疑惑の二人」(前編)ストレートP


アイマスコミュ方式。
一般的なギャルゲ方式といってもいいかも。
セリフ枠が下にあって、名前表示欄があって、画面の中央に立ち絵。

ノベマスと言って一番に思い浮かぶのは、この方式かと思います。
余計な負担を視聴者に強いないのが、王道の強み。
中でもストレートPさんは多くの「門下」を生み出した、
コメディ系ノベマスの「お手本」的存在。

ストレート一門の活躍により(かどうかは存じませんが)
事務所+立ち絵はコメディのお約束となりました。
その中でも記憶に残るのがこちら。

アイドルマスター 女性恐怖症Pの挑戦 近ぐねP


王道スタイルながら、セリフ枠を広く取って「地の文」の同居を実現。
しかし、特筆すべきは立ち絵の配置。

このP、女性が近づくとテンパっちゃうんです。どうしてPになった。
そんな微妙な距離感を、立ち絵のサイズによって表現。

回を重ねるにつれ徐々に近づいていく距離感に、心を暖かくしました。

・・・

そんな王道スタイルに次いで多いのが、いわゆる「ビジュアルノベル」方式。
王道スタイルには難しい、地の文を大いに活用することができます。
愛識P、にわP、百舌Pといった名筆が思い浮かびます。

【モバマス】楓温泉アドミラブル【高垣楓】 陽一P


こちらはセリフを最小限に抑えた形式。
魅力的なイラストを全面に押し出します。

なんでしょうね。
モバマスってコンプガチャですっごいお金使う動画しか見たことなかったのですが、
サムネに釣られて、すっかり楓さんの名前を覚えて帰ることに。

ひとつひとつのセリフも短め、だからこそ絞られたセリフの端々から個性が溢れ出る溢れ出る。

【ノベマス】段違い連立方程式【短編】kyeP(仮)


この形式でも特徴的な、「アイドルの立ち絵がない」スタイル。
難しい形式ですが、地の文や活字の行間が、想像力を刺激します。

この動画は、ねっとりと練りこまれた地の文が特徴的。
それだけに情景が目に浮かぶ。「アイドル」というものの本当の意味を投げかけます。

純文学ちっくというかやや屈折してるというか。
アイドルの立ち絵がないからこそ、の一作だと思います。

・・・

さて、ここからは第三極。
形式に捕らわれずにPの「自分のやりたい事」に全てをつぎ込まれた、力作揃いです。
自分の持つ技術に合わせ、スタイルを最適化させている形、といえるかもしれません。

美希と律子のホリデイ 弓削P


いわゆる「弓削インターフェイス」を前面に押し出した作品。

なにそれ?見ればわかります。新しい、楽しい!
「文字自体に感情を持たせたり、文字の表示場所やタイミング自体で遊ぶ」という発想の草分けである弓削Pさんは、多くの視聴者を虜にしました。

ミキさんマミさんgdgdラジオ 迅七P


そんな「弓削インターフェイス」を受け継ぎ、進歩させた(と私が勝手に思ってる)のが、迅七Pさん。
持ち前の「立ち絵百面相」と評される改変技術で、文字から立ち絵か溢れ出る躍動感。見るだけですごく楽しい気持ちになれる動画です。

【千早生誕記念】私が事務所に来た理由①「スカウトマン」 平蜘蛛P


こちらは平蜘蛛Pさんの千早誕生祭の一作。
平蜘蛛Pさん一流の演出技術を生かした、字幕映画の様なスタイル。
映像の持つ説得力にぐいぐい引き込まれます。

何気に縦書きのノベマスって珍しい気がします。
このノベマスを見るに、縦に伸びる立ち絵と縦書きの相性はとても良い様に見えます。
「日本語は縦書きが最も美しい」と言った先生もいましたし、これから見られるかも知れませんね。

映画 「アイドル・ガード」 (アイドルマスター) 天才カゴシマP


こちらはカゴシマP唯一と言える画面構成を持つノベマスです。
ご本人がたけし映画に影響を受けたという様に、MMDを生かした独自の画面構成(とやたらにハードボイルドな春香)には当時随分驚かされました。
立ち絵を自前で作れるだけあって、構成は思いのまま(やりたい放題)。MMDを利用したノベマスにも今後注目です。

【はる】ようこそ、新世界へ【ちは】 天下P


私が面白いと思うのは、セリフの表示形式。
ちりぢりに表示されるセリフで二人の位置関係や距離を表現する、Pの技が光ります。
デビュー一年にして地の文とセリフの表示方法が新しく、また面白い作風の天下Pさんは、中南海本年の赤マル期待Pさんでもあります。

『がなはるっ!』第一話 我那覇くんと春香さんめぐりあい深夜編 
がなはる普及委員会氏


……どなた?
こちらも、斬新な構成の一作。
決まった型を持たない、予想のつかない構成です。
ノベマスではなく、PVやMADの技術を用いてるのでしょうか?
独特の構成と圧倒的なテンポが気持ちいい、
何度も見たくなる一作です。


いかがでしたでしょうか。
紹介しつくせたとも思えませんが、今回はこのへんで。
こうして見比べると、ノベマスの懐の広さがよくわかります。
Pの皆様、画面構成には独自の工夫があるようです。

そんなところを見てみるのも、面白いかもしれません。
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