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第十四回 井川KP「『春香たちの夜』を見ろ!」

まず始めに、このレビューは主催者の中南海Pとよ~く話し合った上で寄稿させて頂きました。
どうもこの動画は結構、特別な物であり中南海Pも、特別枠とかそういう扱いで紹介する予定だったようです。
私にとってはノベマスを語る上ではこの動画は外せないと常々思っている、この動画を見て頂きたいです。




哀川 翔P
春香たちの夜(2007 5/26~ 8/16)




今を遡ること2007年の5月に予告編がアップロードされました。
私がまだ疑似m@sすら作っていなかった頃にアップされた動画です。
哀川翔Pと言えば、現在でも活動を続けられているノベマスの代表的なPです。
既にこの頃に、文字媒体・文字中心で動画を作るという手法にたどり着いていた事に改めて驚きました。

当時と言えばPVの全盛であり、ダンス映像の切り貼りに曲を乗せた動画がポピュラーだったと言えます。
その中で、突如として現れた「文字を読むアイマス動画」。
しかもタイトルから想像出来るとおりの、恐怖系演出。
投稿時間が夜だったこともあって、震えながら鑑賞していたものです。


当時は「IRC」と呼ばれてチャットを利用しながら情報の共有をしていました。
ニコマスPの人数は時少なく、アップロードされる本数も多くありませんでした。
なので「その日に上がったアイマス動画を共有して見る」ということも難しくありません。
春香たちの夜も、その例外に漏れず多人数で同じタイミングで見ることが出来たということです。

形式的には、パソコンのADVのようなスタイルの動画の作りでした。
「やべえ……」「すごいわ……」というのが、大体の視聴後のコメントです。
PV全盛の時期に、未知のジャンルの動画ですから感嘆の声が上がったものです。
もっとも、否定的な声も少なからずあったみたいですが。


この頃から、哀川翔Pのストーリーテラーとして才能は完成していたと言えます。
本家「かまいたちの夜」のように、雰囲気を出すサウンドと視聴者を引き込むテキストは、非常に圧巻でした。
また、アイドル達の立ち絵があることで、より物語に入り込めたと言えます。
(この頃は立ち絵の素材というものは存在せず、自分で用意するしかありませんでした)

物珍しさもありましたが、毎回続きが気になって仕方ありませんでした。
私にとってはニコニコ内で初めて、実況プレイ動画やTAS全て含め、追いかけ続けたシリーズ物の動画でした。
それほどまでに、哀川翔Pの作り出した物語に熱中していたのです。

何より、哀川翔Pはこの時期の時点で既に、ノベマスの体を確立させていました。
「アイドルの立ち絵を使って」「文字中心で」「BGMをつけて」「物語形式にする」
今でこそ当たり前になっている基本事項ですが、当時はやはり画期的でした。

本格的に「文字中心のアイマス動画」が隆盛してきたのは08年の頭くらいからだったと、私は認識しています。
それも当初は三国史や戦国ものと言った、正しい意味での「架空戦記」がほとんどでした。
更にそこから、ノベマス作りが人気になるのに1年かかっています。(流行し始めたたのが09年)
哀川翔Pは、1年~2年も時代を先取りしていたと言えなくもありません。


ニコマスが出来て、早6年が経過して初期の頃の動画を知らない方も増えてきています。
そんな今だからこそ、ニコマス初のこのノベマスは見ていただきたいです。
ニコマスを初期から追い、携わって、今も動画を作っている、古株Pのレビューでした。





井川KP



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